Video Selling(ビデオセリング)での話し方完全ガイド|撮影時の緊張を克服する7つのコツ

2025年1月12日更新

Video Selling(ビデオセリング)での話し方完全ガイド|撮影時の緊張を克服する7つのコツ

ウェビナーやオンライン会議の浸透により、カメラの前で話す機会は格段に増えたのではないでしょうか?
しかし、いざ営業やマーケティングのための動画を撮影しようとすると、こんな気持ちになることはありませんか?
「お客様との商談では問題なく話せるのに、カメラの前だと緊張して言葉が出てこない...」

実は、多くの営業パーソンが同じ悩みを抱えています。ベテラン営業マンでさえ、最初のビデオ撮影では緊張で手が震えたという話も珍しくありません。

しかし、これは必ず克服できる課題です。なぜなら、カメラ前での緊張は慣れの問題であり、適切なテクニックを身につけることで必ず改善できるからです。

この記事の内容
  1. なぜカメラの前だけ緊張するのか
  2. マインドセットの転換
  3. 話し方の基本テクニック
  4. 一発撮りのための実践テクニック
  5. 映り方の不安を解消する撮影のコツ
  6. 100社以上のビデオセリング導入を支えてきたLOOVからのワンポイントアドバイス!

なぜカメラの前だけ緊張するのか

実際のお客様との対話では、相手の反応を見ながら会話を進められます。しかし、カメラ相手では、その場での反応が得られないことが大きな違いです。

また、「撮り直しができる」という意識が逆に完璧を求めてしまい、かえって緊張を高めてしまいます。普段の商談では気にならない小さな言い間違いも、カメラの前では気になってしまうものです。

マインドセットの転換

最も重要なのは、「撮影」ではなく「お客様との会話」として捉えることです。目の前にお客様がいることをイメージしながら話すことで、自然な表情や話し方が生まれます。

完璧な動画など存在しないことを理解しましょう。むしろ、多少の言い淀みや詰まりは、人間味のある親近感を生む要素となります。視聴者は完璧な動画よりも、誠実さが伝わる動画に心を動かされるものです。

話し方の基本テクニック

商談時と同じくお客様に話す気持ちで録画しよう

実際の商談をイメージしながら、普段通りの話し方を心がけましょう。早口になりがちな方は、意識的にゆっくりと話すことが重要です。

感情を込めた話し方のコツは、「なぜ」その商品やサービスが必要なのかを、心から伝えたいという気持ちを持つことです。商品の特徴を伝えるだけでなく、お客様の課題解決にどう役立つのかを具体的にイメージしながら話すことで、自然と説得力のある話し方になります。

一発撮りのための実践テクニック

撮影前の準備が、実は最も重要です。リハーサルは2回程度に留めることをおすすめします。それ以上行うと逆に不自然になってしまうことが多いためです。代わりに、話す内容の要点を箇条書きにしたメモを用意しましょう。詳細な台本は逆効果です。

心身をリラックスさせるために、撮影直前には深呼吸を3回行い、肩を回すなどの簡単なストレッチがおすすめです。また、水分補給も忘れずに行いましょう。

重要なのは、多少の言い間違いがあっても最後まで話し切ることです。完璧な動画を目指して何度も撮り直すよりも、ちょっとした言い間違いやつっかかりがある方が、むしろ視聴者に親近感を与えることができます。

目線は、カメラレンズの周りに小さな付箋を貼り、それを「お客様の目」だと想像すると自然な視線になります。

映り方の不安を解消する撮影のコツ

ライティングは自然光を活用するのがベストです。窓際で撮影する場合は、光が正面から当たるように位置取りをします。カメラは目線よりもやや高めに設置し、少し見上げる角度にすることで、表情が引き締まって見えます。

表情は、普段お客様と話すときの自然な笑顔を意識します。無理に作った笑顔は不自然に見えてしまうため、リラックスした表情を心がけましょう。

100社以上のビデオセリング導入を支えてきた
LOOVからのワンポイントアドバイス!

株式会社LOOV カスタマーサクセス 吉井和樹

最後に、普段お客様のビデオセリングを実践支援しているカスタマーサクセス部門の吉井より、ビデオセリングのコツを解説いたします。

  • クオリティよりも「メッセージ」を明確に!
  • フィードバックはお客様から頂戴する
  • 困ったらAIに頼る!

クオリティよりも「メッセージ」を明確に!

実は、ビデオセリングでは映像の品質やプレゼンテーションの上手さはあまり重要ではありません。実際に、動画制作会社に依頼して制作した動画と営業マンが1発撮りした無編集のプレゼン動画では平均的には視聴率や視聴完了率に大きな差が生まれない結果となっています。

逆に、動画のクオリティ以上に重要なのは「何を伝えたい動画なのか」を明確にすることです。どんなに慣れた人でも画面に向かって一人で話し続けることは10分でもかなり難しいですし、話しているうちに「あれ?何を伝えたいんだっけ?」とわからなくなってしまうことも多々あります。

そのためLOOVでは、まずは伝えたいメッセージを一つに絞った2分〜3分程度の短尺動画から始めることをお勧めしています。お客様もお忙しいため長尺の動画を見ていただくことはハードルが高いですし、例えば視聴いただくお客様が決裁者なのか現場担当者なのかで伝えたい内容も変わるのではないかと思います。30分の動画1本ではなく、3分の動画を10本組み合わせた方が、要点が伝わりやすくお客様の興味関心のポイントにあった内容をお届けできるからです。

フィードバックはお客様から頂戴する

皆さんは、自分自身の商談や打ち合わせの録画をあとで見返したことはありますか?経験がある方は思い当たるかと思いますが、反省点ばかりが浮かんでこないでしょうか?

私も営業でキャリアを積んできた身として、そして動画のサービスを提供している身としてレベルアップのために自分の動画をよく見返すのですが、これでもかと反省点が目につきます。しかしながら、他の人の動画だとフィードバックすることはあるにしても、ストレスを感じることなく視聴することができます。

自分の良さは自分では気づきにくいものですから、自分で作った制作物は他人に見てもらう方が良いのです。そして同じ理屈で、自社のサービスを一緒に提供している仲間ではなく、実際にお客様の目にどう映ったのかを率直にお伺いすることが一番良いので、「動画をご覧になっていただけたと思うのですが、率直にどう思われましたか?」「わかりづらい内容や、もう少し知りたかったという物足りない部分などのご意見をいただけないでしょうか?」といった具合で直接お伺いすることで、お客様と対話しながら正しくブラッシュアップすることができます。

ちなみに弊社のカスタマーサクセス部門ではちょうど1年ほど前から、社内にいる動画コンサルタントやデザイナーなど複数名の「動画制作支援チーム」を組成し、お客様と同様の目線で複眼的にフィードバックさせていただくようなご支援を行なっています。厳しいフィードバックが欲しい、本気でビデオセリングに取り組みたい企業様をお待ちしています(笑)

困ったらAIに頼る!

元も子もない話ではありますが、動画以前に話すことがそもそも苦手な方、プレゼンテーションに慣れていない方もいらっしゃいます。実際にLOOVのお客様でも営業未経験の方もいらっしゃいますし、弊社では普段お客様と接することのないエンジニア(CTO)も動画を作成しています。

そういった方でもビデオセリングに気軽にチャレンジできるよう、LOOVではAI音声やアバターを活用した動画作成ができる機能がございます。

▼サンプル動画▼

実はこのAI機能を活用した動画はLOOV導入企業の8割以上にご活用いただいており、実際にWebサイトのCV率を130%に向上させたり、受注率を5%改善したり、様々な成功事例がございます。動画に苦手意識がある方はぜひ、こういったご活用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

完璧を目指すのではなく、まずは「撮って出す」ことから。その第一歩をLOOVがご一緒できましたら、非常に嬉しく思います。

最後に、LOOVではお客様のビデオセリング施策を力強く支援するカスタマーサクセス部門の仲間を募集しています!カジュアル面談も解放しておりますので、ぜひ一度お話しさせてください!

カジュアル面談のご応募はこちらから

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