導入事例:シンクトワイス株式会社様
スクール説明を人のガイダンスから
Video Agentに移行。サービス理解の
促進と業務の効率化を同時に実現。


- 会社名シンクトワイス株式会社
- 事業内容新卒紹介事業、採用コンサルティング事業、就職支援事業
- 従業員数63名
- URLhttps://www.thinktwice.co.jp/
- 公開されている情報が少なく、サービスの魅力が十分に
伝わっていなかった - 就活生にあわせて夜間帯にガイダンスの開催が必要となり、
社員に負荷がかかっていた
- 動画を通じて24時間365日サービスを理解し、申し込み
できる仕組みを構築できる - インタラクティブ動画によって、学習体験や支援内容を
直感的に理解できる
- 深夜1〜2時台に申し込みが増加し、オンラインガイダンスでは
取りこぼしていた層を獲得した - ガイダンス開催回数が週10〜12回から1〜2回へ減少し、
社員の稼働を大幅に削減。より重要な業務に集中できるように
新卒採用領域に特化した人材紹介事業を展開するシンクトワイス株式会社。2009年の創業以来、企業と就活生双方に寄り添いながら、IT業界を中心に多くの新卒マッチングを支援してきました。
同社が展開する採用直結の実践型プログラミングスクール「TECH-BASE(テックベース )」は、就活生がプログラミングの学習とチームでの活動を通じて自分の適性を知り、IT業界におけるキャリア選択の第一歩を踏み出すための場として運営されています。就活生との接点構築の難しさという課題を解決するため、インタラクティブ動画を活用した新たな集客施策に着手。オンラインガイダンスをインタラクティブ動画に置き換えることで、夜間帯を中心に申込数の改善と業務効率の向上を実現しました。
今回は同社のマーケティング部とTECH-BASE事業部でマネージャーを務める半田 哲司様とともに、導入の背景にあった課題からインタラクティブ動画の導入と工夫、成果、そして今後の展望について、LOOVの吉井 和樹を交えてお話を伺いました。
新卒採用に特化した人材支援。
企業のニーズを受け、実践型のプログラムでIT人材を育成
吉井:貴社の事業内容について教えてください。
半田 哲司様(以下、敬称略):「シンクトワイス」という社名には、一度ではなく二度、三度と考え、相手の想像を超えるまで相手を考えようという思いが込められています。2009年の創業以来、企業と就活生に向き合って新卒に特化した人材紹介事業を展開してきました。
今回、インタラクティブ動画を活用したサービスである「TECH‑BASE」は、大学生・大学院生を対象としたインターンシップ形式の無料プログラミングスクールです。多くの企業と連携した「実践+就職支援」の仕組みが特徴で、主にIT業界への就職を目指す就活生を対象にPHP・JavaScriptなどの開発言語・技術を教えながら、就活支援を行っています。就職活動のスケジュールを意識した短期集中型の実践的なカリキュラムで、未経験からでも参加できるようメンターサポート体制を整備していることもポイントです。
吉井:業務内容とミッションについて教えてください。
半田:私は人材業界のマーケティング領域に20年以上携わっており、「TECH‑BASE」の事業においても主に認知度向上や集客、そして就活生をキャリアアドバイザーとの面談に導くことが大きなミッションです。そのため、事業全体の主要なKPIには「面談参加数」を置き、就活生が面談まで進む人数を月ごとに目標として設定し、追っています。
そして今回の「TECH‑BASE」の集客では、申込数が主要なKPIです。マーケティング施策としては、主にSNS広告・リスティング広告を活用してLPへ送客し、申し込みにつなげています。以前は1日2回、昼と夜に30分程度のオンラインガイダンスを開催し、そのガイダンスで当社の事業や「TECH‑BASE」の説明を行っていました。
LPとガイダンスによる説明だけでは不十分。
求めたのは、24時間365日、伝え続ける仕組み
吉井:「TECH‑BASE」のマーケティング施策では、どのような課題を抱えていたのでしょうか。
半田:まず「TECH‑BASE」というサービスの魅力が就活生に充分伝わっていないのではないかとの課題を感じていました。DL資料はなく、「プログラミングを学んで内定を取ろう」と書かれているだけのサービスLPしかなかったために、オンラインガイダンスに来ないとTECH-BASEの実態が分からない状態だったのです。ここまで情報が少ないと、就活生からすれば「本当に無料で学べるのか?」「内定までサポートって本当か?」と疑問を抱いて当然でしょう。
また、個人情報を登録して、オンラインガイダンスに参加しなければTECH-BASEに申し込めない仕組みは、明らかに集客のボトルネックになっていました。就活生は大学・大学院に通う学生のため、どうしても日中よりも夜間のオンラインガイダンスが好まれます。それに合わせて私たちも夜の時間帯に従業員を手配し、オンラインガイダンスを実施しなければならなかったのです。また、どうしてもオンラインガイダンスの日時があわなければ、就活生の離脱につながります。そこで24時間365日オンラインガイダンスを実施できるような仕組みが求められていました。
吉井:以前に動画を活用したマーケティング施策に取り組まれたことはありましたか。
半田:私自身は前職で企業PR用の動画制作や、就活生向け就職サイトの運営も担当していたので、動画マーケティングには馴染みがあります。LPやDL資料などと比べて、動画はやはり「情報量」と「イメージ喚起力」が強みだと思います。文字だけだと伝えられる情報が限られ、受け手の想像によって印象も変わってしまいます。動画なら音や動き、表情を含めてリアルに伝えられ、複合的に情報を届けられる点はマーケティング施策におけるメリットだと思います。
柔軟に設問・選択肢を設計できる点を高く評価。
サブスクモデルの料金形態も後押しに
吉井:「Video Agent」をお知りになったきっかけをお聞かせください。
半田:なんとかオンラインガイダンスをやめられないかと悩んでいた時期に、さまざまなスクールのサイトを閲覧していたことがきっかけです。スクロール中に追従してくるポップアップ動画を見て「何だろう?」と気になってタップしたところ、動画が自動で再生され、選択肢に答えると進んでいくインタラクティブな仕組みが強く印象に残りました。そこから「インタラクティブ動画の仕組みなら、『TECH‑BASE』でも使えそうだ」と思い立ち、すぐにサービスを検索し始め、LOOV社の「Video Agent」にたどり着きました。
吉井:「Video Agent」について、どのような要素を評価いただきましたか。
半田:一番最初はポップアップの挙動に惹かれたのですが、LOOV社の担当の方の話を聞くうちにオンラインガイダンスを代替するソリューションに最適だと感じました。一番大きかったのは、自分たちで設問をカスタマイズでき、その回答による分岐を簡単に設定できる点です。就活生一人ひとりの興味・関心やサービスへの理解度に応じてストーリーを変えられるのは高評価です。また、オンラインガイダンス後はLINEへの登録につなげる仕組みを実現できる点もポイントでした。
利用料金はサブスクリプションモデルのため、もし「TECH‑BASE」の仕組みに合わなければ簡単に戻せるという心理的なハードルの低さが最後の後押しになり、当社代表の同意のもとで「Video Agent」の導入が決定しました。
LPに動画を埋め込み、ページ遷移を減らす。
就活生の視聴シーンを意識した動画制作のポイント
吉井:「Video Agent」の導入は、どのように進行しましたか。
半田:導入を決定してから初めて就活生へ案内するまではおよそ1ヶ月ほどでした。当初はLP上にLINE登録用のQRコードをCTAとして設置し、LINE登録後に自動配信されるメッセージからインタラクティブ動画へ遷移し、視聴するという手順で設計しています。しかし、LPからLINE、LINEからインタラクティブ動画とページ遷移が多く、ユーザー離脱が目立ったことから、現在はLP自体にインタラクティブ動画を埋め込み、LPから遷移することなくインタラクティブ動画を視聴できるように工夫しています。
また、インタラクティブ動画内に設置された「申し込む」のCTAをクリックすれば申込画面へ遷移できるようにも工夫し、オンラインガイダンスへの導線をなくすなど徹底して離脱ポイントを減らし、「TECH‑BASE」への申込ハードルを下げる方向に舵を切っています。
吉井:インタラクティブ動画内の選択肢・シナリオの設計にはどのような工夫をしていますか。
半田:導入当初から一貫して「就活生に『TECH‑BASE』を正しく理解してもらう仕組みにすること」を意識していました。プログラミング未経験の就活生に「自分にもできそう」「今のうちにやっておくべき」と思ってもらえる心理的ハードルの低さと、学習の孤独を軽減するチーム学習設計、さらに技術メンターやメンタル面まで含むサポート体制があることを知ってもらいたかったのです。
そこで以前のオンラインガイダンスで実際に社員が話していた内容をたたき台に、トピックの順番や尺・単語の言い回しなどを棚卸しし、議論を重ねながら選択肢・シナリオを設計しています。具体的には、まるまる30分の動画で「TECH‑BASE」を説明しつづけるのではなく、就活生の興味・関心に応じて二段三段と理解を深めていく設計にしました。1回にみせる動画の尺は5〜6分程度まで圧縮したり、就活生が考え込んでしまわないように平易かつ短い文章の選択肢にしたりと、さまざまな角度から検討して設計しました。設問に答えていくうちに「TECH‑BASE」の特徴を理解し、気づけば申し込みまで完了している状態を理想像としています。
吉井:特に評価いただいている「Video Agent」の機能をお聞かせください。
半田:AIナレーション・アバター周りの進化には驚きましたね。以前は自社の社員のナレーションや機械音声で対応していましたが、現在はアバターによるAIナレーションに変更しています。より人が説明しているニュアンスに近づき、制作・更新の負荷を下げながら品質を上げられます。さらに最近ではアバターのタイプも増え、ニュースキャスターのように落ち着いた雰囲気のアバターから、実際に人材会社で働いている若手の女性社員のようなアバターに変更しました。
インタラクティブ動画で人に依存しない集客モデルへ。
業務負荷を軽減し、夜間帯の申込数は増加
吉井:「Video Agent」の導入で、マーケティングの観点でどのような成果が得られていますか。
半田:「TECH‑BASE」への申込数は、昨年対比でかなり好転しています。想定していた通り夜間帯の動画視聴が多く、オンラインガイダンスが実施できなかった23時~2時台に動画の視聴数・申込数が増加することをデータで確認しています。従業員が開催するオンラインガイダンスではアプローチできない時間帯の需要を取り逃さなくなったことは大きな成果で、当初懸念していた「人によるオンラインガイダンスから動画への移行で、申込率が下がってしまうのではないか」という心配は杞憂でした。
吉井:オンラインガイダンスの削減によって、社員の働き方はどのように変化しましたか。
半田:オンラインガイダンスを開催していた社員の負荷を軽減できたことも、大きな成果です。ピーク時は平日・休日を問わず週10〜12回もオンラインガイダンスを実施していた時期もありましたが、現在は秋シーズンのみで週1〜2回程度しか実施していません。
以前の担当社員は1日のうち、約4分の1をオンラインガイダンスに関わる業務に割いていたこともありましたが、現在はそもそもオンラインガイダンスがない日のほうが多く、担当社員の稼働を最小化できています。浮いた業務時間は、その他の集客施策の企画・実行やスクール運営に振り向けたり、スクール受講中の就活生へのフォローアップなど、より収益に直結する実務へ集中できるようになりました。
吉井:「Video Agent」の導入に対して、社内外からはどのような反応がありましたか。
半田:経営層からは「『Video Agent』を導入して良かったね」という評価を受けました。就活生からはインタラクティブ動画に対するネガティブな反応や感想は出ておらず、問題なく受け入れられているものと理解しています。また、「TECH‑BASE」を担当している部署の社員からは総じて高評価で、オンラインガイダンスによるストレスが緩和されたことや、スクール運営や伴走支援へと業務の重心を移せたことに対して好意的な反応が得られています。
少子化時代における新卒紹介サービスの差別化戦略。
動画活用で、業界イメージを向上させたい
吉井:今後の展望をお聞かせください。
半田:新卒紹介事業という軸は変わりませんが、今後はIT業界企業へのご支援に更に力を入れていきたいと考えており、そのひとつが今回の「TECH‑BASE」です。新卒就活生の母集団は限られており、さらに少子化の影響で今後は減少傾向にある中で他社との“パイの奪い合い”がさらに激しくなっていくでしょう。
競合との差別化を進め、企業が必要とする人材をより多くご紹介していくため、「TECH‑BASE」の受講者数を増やし、プログラミングスキルの向上を図っていきます。そのためにもまず、従来のようなLPに依存した単純な広告投下ではなく、SNSなど就活生の目に触れる露出を地道に増やしていきたいですね。
吉井:動画活用の展望をお聞かせください。
半田:人材業界全体として、新卒エージェントに対するイメージは必ずしも良好ではありません。そのため、我々人材エージェントの価値や就活生との適正な関わり方を正しく市場に伝えていくことが必要です。今回の取り組みに限らず、動画で認知・理解を広げていき、新卒エージェントのイメージ形成から接点づくりまで、動画を活用したいと考えています。「Video Agent」については弊社の「TECH‑BASE」以外のサービスでも活用余地がありますが、まずは「TECH‑BASE」の露出拡大と体験向上のために設計を磨き込んでいきます。
吉井:最後に読者へのメッセージやアドバイスをいただけますか。
半田:BtoB・BtoCを問わず、「Video Agent」は幅広い場面で有効だと思います。インタラクティブ動画をただの「説明の代替手段」としてではなく、ユーザー自身が自己選択で前に進める「体験そのもの」を実現できるのは、大きな強みです。私たちも、当初はオンラインガイダンスの代替という目的からスタートしましたが、就活生が視聴とともに自ら「TECH‑BASE」の理解を深めていく体験は、従来の一方向的な説明では難しかったと思います。インタラクティブ動画の導入を検討されている方は、「何を伝えたいか」だけでなく「どんな体験にしたいか」「何を理解してもらいたいか」を考えてみてはいかがでしょうか。
企業情報
シンクトワイス株式会社
- 所在地
- 東京都港区赤坂3丁目9番18号赤坂見附KITAYAMAビル8階
- 代表者
- 代表取締役 猪俣 知明
- 設立
- 2009年3月4日
- 事業内容
- 新卒紹介事業、採用コンサルティング事業、就職支援事業
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